新型コロナウイルス関連情報(メキシコ連邦政府による6月1日以降の経済社会活動の再開に関する方針等)

令和2年5月30日
●バヒオ6州の新型コロナウイルス感染症発生状況
●メキシコ連邦政府による6月1日以降の経済社会活動の再開に関する方針の発表
●メキシコから帰国時のPCR検査実施を含む,日本の水際対策強化措置
 
1.当館管轄バヒオ6州における直近の新型コロナウイルス感染症発生状況は次のとおりです(いずれも5月28日現在の各州政府発表)。
(1)グアナファト州
   累計症例数:1,643名 累計死亡者数:127名
(2)アグアスカリエンテス州
   累計症例数:999名 累計死亡者数:35名
(3)ケレタロ州
   累計症例数:872名,累計死亡者数:100名
(4)サカテカス州
   累計症例数:281名 累計死亡者数:33名
(5)サンルイスポトシ州
   累計症例数:795名,累計死亡者数:51名 
(6)ハリスコ州
   累計症例数:2,064名 累計死亡者数:128名
*参考:メキシコ全土(5月28日現在のメキシコ保健省発表) 
   累計症例数:81,400名,累計死亡者数:9,044名
 
2.メキシコ連邦政府による6月1日以降の経済社会活動の再開に関する方針の発表
5月29日,メキシコ連邦政府は,6月1日以降の活動再開に関する方針として以下のとおり発表しました。
(1)今週末に「健全な距離の維持」全国キャンペーン(Jornada Nacional de Sana Distancia)は終了するが,メキシコにおける新型コロナウイルス感染症は依然として厳しい状況にある。6月1日からは,新たな感染症危険情報(各州別の信号情報:赤,橙,黄,緑の4色)に基づいて経済,社会,教育等の活動再開を図っていく。この情報は連邦政府が毎週,原則として木曜日に発表するが,各州政府が各地における具体的な再開方針を決める。
(2)「必要不可欠の活動」(actividades esenciales)業種は信号情報の色に関わらず,衛生上の必要措置を講じた上で活動を再開できるが,それ以外については,社会的価値の多寡,活動に従事する人数に基づき判断の上,信号情報の色別に,活動を再開しうる業種を提示していく。
(3)現時点では,サカテカス州以外の31州(メキシコ市を含む)の信号情報は「赤」である。赤色段階では,これまでと同様,「必要不可欠の活動」である業種以外は活動再開を控えて頂く必要がある。
(4)教育活動に関し,通学授業は信号情報が緑色となった州から再開可能である。
 
3. 日本の水際対策強化措置
  5月25日,日本で「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました。メキシコとの関係では,5月14日に決定され,16日以降実施されている諸措置の実施期間が6月末まで延長されています。過去14日以内にメキシコを含む対象国・地域に滞在歴のある日本人の方は,日本帰国時,空港において質問票の記入・検温・症状の確認などに加え,全員にPCR検査を実施いただきます。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C052.html
 
4. その他
(1)在メキシコ大使館ホームページに「新型コロナウイルス感染症FAQ~よくある質問~」を掲載しています(下記URL)。本FAQでは,PCR検査の流れ等もご紹介しています。こちらもご参考に,引き続き情報収集及び感染予防に努めてください。
https://www.mx.emb-japan.go.jp/itpr_ja/faq_covid.html
(2)緊急時における皆様の安否確認を当館から行うために必要となりますので,在留届,帰国・転出届等のご提出をお願いいたします。また,転居・帰国・家族構成の変更等により,在留届の記載事項に変更があった場合にも変更手続きをお願いいたします。
諸手続きは次のURLのサイトから:
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
FAX,郵送,スキャンデータのメール送信による当館への提出をご希望の方は,変更届をお送りしますので当館の下記メールアドレスまでご連絡ください。
 
(問い合わせ先)
在レオン日本国総領事館
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato
Tel: +52(477)343-4800
Fax: +52(477)764-0603(領事班)
Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp