新型コロナウイルス(グアナファト州及びケレタロ州における年末年始の新型コロナウイルス感染症対策)

令和2年12月22日
●グアナファト州及びケレタロ州における年末年始の新型コロナウイルス感染症対策
●バヒオ6州の新型コロナウイルス感染症発生状況
●信号情報(新感染症危険情報)の更新(メキシコ連邦政府及びバヒオ各州)
●メキシコ・米国国境における不要不急の移動制限の期間延長(2021年1月21日迄)

グアナファト州及びケレタロ州における年末年始の新型コロナウイルス感染症対策の強化
(1)グアナファト州(州独自の信号情報を「赤色」:12月28日から1月10日まで)
 12月18日、グアナファト州政府は、最近の感染者数の拡大を背景として、12月28日から1月10日までの間、州独自の信号情報を「赤色」に戻し、州民に当該期間の不要不急の外出を控えることを呼びかける旨発表しました。なお、この信号情報の変更によって、必要不可欠な活動(製造業等の産業活動及び食料品サービス等)は影響を受けません。その他の経済・社会活動への制限の概要は以下のとおりです。
グアナファト州政府発表:https://reactivemosgto.guanajuato.gob.mx/
・バー(レストランやホテルのバースペースを含む)やナイトクラブは閉鎖する。
・商業・サービス業は、その活動を50%から30%に削減する(カジノを除き営業時間の制限は無し)。
・公園等の公共施設は、収容人数の20%までとする。
・エステ、美容院、スパ、ジム及びスポーツクラブは、収容人数の30%の活動とし予約制とする。
・社交行事は、屋内では最大50人、屋外では最大75人までとし、ビジネス行事は、屋内では最大100人、屋外では150人までとする(いずれも健全な距離を維持)。
(2)ケレタロ州(警戒ステージ「C」:12月21日から1月10日まで)
 12月19日、ケレタロ州政府は、最近の感染者数の拡大により、12月21日から1月10日までの間、州独自に設けている警戒ステージを最も高い「C」とし、州民に当該期間の不要不急の外出を控えることを呼びかける旨発表しました。なお、この信号情報の変更によって、必要不可欠な活動(製造業等の産業活動及び食料品サービス等)は影響を受けません。その他経済・社会活動への制限の概要は以下のとおりです。。
ケレタロ州政府発表:https://twitter.com/gobqro/status/1340531962277195776?s=21
・バーやナイトクラブ、映画館や劇場等の文化施設は閉鎖する。
・大型ショッピングセンターは30%の収容人数で17:00までの営業、スーパーマーケットは30%の収容人数で20:00までの営業、銀行を含む一般サービス業は、50%の収容人数で17:00までの営業とし、いずれも1家族1人の入場とする。
・レストランやカフェテリア等は、月曜日から土曜日までは50%の収容人数で20:00までの営業とし、日曜日は宅配のみの営業とする。
・アルコールの販売は、月曜日から金曜日までの20:00までとする。
・公園、公共交通機関等の公共施設は、収容人数の30%までとし、マスクの着用を義務とする。
・エステ、美容院、スパ、ジム、スポーツクラブ、公共スポーツ施設及びプールは、収容人数の30%の活動とし予約制とする。
・25人以上の社交行事、コンサート、アミューズメントパーク等の実施は禁止とする。小規模な会合であっても、1.5mの健全な距離の維持とマスクを着用し、20:00までには終了する。

つきましては、これらの対策強化を踏まえ、これまで以上に感染予防の措置を取ってください。

2.当館管轄バヒオ6州における直近の新型コロナウイルス感染症発生状況は次のとおりです(いずれも12月20日現在の各州政府発表)。
 (1)グアナファト州
    累計症例数:78,178名 累計死亡者数:5,031名
 (2)アグアスカリエンテス州
    累計症例数:13,942名 累計死亡者数:1,490名
 (3)ケレタロ州
    累計症例数:28,825名 累計死亡者数:1,925名
 (4)サカテカス州
    累計症例数:19,918名 累計死亡者数:1,781名
 (5)サンルイスポトシ州
    累計症例数:37,929名 累計死亡者数:3,184名
 (6)ハリスコ州
    累計症例数:132,238名 累計死亡者数:5,494名
 *参考:メキシコ全土(12月20日現在のメキシコ保健省発表) 
    累計症例数:1,320,545名 累計死亡者数:118,202名

3.信号情報(新感染症危険情報)の更新
 (1)12月18日、メキシコ連邦政府は、全国の信号情報(新感染症危険情報)を更新しました。バヒオ地域については、サカテカス州が赤色から「橙色」に変更となりましたが、グアナファト州、アグアスカリエンテス州、サカテカス州及びケレタロ州は、「赤色に近い橙色」であるとの説明がありました。
・「赤色」(3州):メキシコ市、メキシコ州、バハカリフォルニア州
・「橙色」(24州):アグアスカリエンテス州、南バハカリフォルニア州、コアウイラ州、コリマ州、チワワ州、ドゥランゴ州、グアナフアト州、ゲレロ州、イダルゴ州、ハリスコ州、ミチョアカン州、モレロス州、ナジャリット州、ヌエボレオン州、オアハカ州、プエブラ州、ケレタロ州、キンタナロー州、サンルイスポトシ州、ソノラ州、トラスカラ州、タバスコ州、ユカタン州、サカテカス州
・「黄色」(3州):タマウリパス州、シナロア州、ベラクルス州
・「緑色」(2州):カンペチェ州、チアパス州

(2)上記はあくまで連邦政府の信号情報であり、最終的には各州政府により、各地域の状況に応じて決定されるとのことです。引き続き下記の州政府のHP等を通じて、お住まいの地域の最新情報の収集・感染予防に努めてください。
グアナファト州:https://coronavirus.guanajuato.gob.mx
アグアスカリエンテス州:https://www.aguascalientes.gob.mx/coronavirus/
ケレタロ州:https://www.queretaro.gob.mx/covid19/
サカテカス州:https://covid19.zacatecas.gob.mx
サンルイスポトシ州:https://slpcoronavirus.mx
ハリスコ州:https://coronavirus.jalisco.gob.mx

4.メキシコ・米国国境における不要不急の移動制限の期間延長(2021年1月21日迄)
12月11日、メキシコ及び米国は、新型コロナウイルス感染症対策として両国間の陸路国境で実施している不要不急の移動制限の適用期間を2021年1月21日迄延長しました。
https://www.mx.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00338.html

5.その他
 (1)当国では依然として多くの感染症例が発生しています。皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。万が一、新型コロナウイルスの感染が確定した場合は、当館までお知らせください。
 (2)当館ホームページに新型コロナウイルス感染症関連情報を掲載しています。こちらもご参考に、引き続き情報収集及び感染予防に努めてください。
https://www.leon.mx.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00093.html
(3)緊急時における皆様の安否確認を当館から行うために必要となりますので、在留届、帰国・転出届等のご提出をお願いいたします。また、転居・帰国・家族構成の変更等により、在留届の記載事項に変更があった場合にも変更手続きをお願いいたします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
FAX、郵送、スキャンデータのメール送信による当館への提出をご希望の方は、変更届をお送りしますので当館の下記メールアドレスまでご連絡ください。

(問い合わせ先)
在レオン日本国総領事館
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9、Col. Los Gavilanes、 Leon、 Guanajuato
 Tel: +52(477)343-4800
 Fax: +52(477)764-0603(領事班)
Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp