クリスマス・年末年始の安全対策等
令和2年12月25日
●クリスマスや年末年始は犯罪や交通事故が増加する恐れがありますのでご注意下さい。
●ハリスコ州における年末年始の新型コロナウイルス感染症対策強化
●令和3年の当館休館日
*なお、本日、グアナファト州政府は年末年始の新型コロナウイルス感染症対策を当初の12月28日から25日に前倒しして開始する旨発表しました(~1月10日まで)。
1.年末年始の安全対策
メキシコでは、新型コロナウイルス感染者数の拡大により、州によっては一部の経済・社会活動等が制限されているところではありますが、クリスマスや年末年始は人々の気の緩みが生じ、一般犯罪や交通事故も増加する恐れがありますので、邦人被害例及び被害に遭わないための主な注意点を以下に記載しますので参考としてください。なお、事件事故に巻き込まれてしまった際は、安全を確保すべく警察へ通報(911番)すると共に、事後で結構ですので総領事館にもご一報ください。
(1) 車上荒らし
年末にかけて、グアナファト州シラオ市では、邦人の車上荒らし被害が立て続けに報告されています。犯人にとっては、車内に置かれた貴重品を見つければ直ぐに窓ガラスを割って盗むことが可能です。
対策 :
・車から離れる際は、必ず貴重品を携行し、車内には何も残さない。
・駐車する際は、人の出入りが多い店舗出入口周辺又は警備員が監視している場所を選ぶ。
(2) 車両強盗
グアナファト州のセラヤ市、サラマンカ市、レオン市郊外や、交通量の少ない道路、又は工事で渋滞している高速道路や幹線道路上において車両強盗が発生しています。
主に車両停車時や、交通量の少ない道路を走行中に強制的に停車させられたうえ、銃器で脅され、貴重品や車両を奪われています。このようなケースの他、前方を走る不審な動きをする車両を追い抜こうとした際に発砲を受けたという被害もありました。
対策 :
・犯罪のターゲットにならないよう、走行中や停車中に窓を全開にせず、外から車内が見えない様にする。
・赤信号や渋滞による停車時は、直ぐに避難できるよう前の車両との間隔を1台分開けておく癖をつけ、常に周囲を警戒する。
・ガソリンスタンドでは車から降りずに窓を半分開ける等して対応し、給油中は常にバックミラーやサイドミラー等も利用して周囲を警戒する。
・交通量が少ない道路を走行する際は、他の車と寄り添って走行するようにする。
(3) 路上強盗
レオン市では12月に不審車両が昼夜問わず徘徊し、拳銃を利用して通行人を脅し、携帯電話や金銭を奪い取る路上強盗事件が発生しています。また、観光地においても観光客や外国人を狙った強盗や窃盗が増えてきますのでご注意下さい。
対策:
・人通りの少ない路地や地域の通行は避ける。
・携帯電話は安全な場所で利用し、通話しながら歩かない。
・移動には基本的に自家用車、無線タクシーや配車アプリ(UBER)を活用する。
(4) 空き巣
年末年始は家を空ける機会も多いかと思われます。空き巣はグアナファト州やアグアスカリエンテス州、ケレタロ州で多く発生し、主に居住区域内の一戸建てが標的となっています。帰宅時等に空き巣に入られた形跡がある場合は、内部に犯人が潜んでいる可能性も高いため、決して一人で家の中に入らず、警察(911番)へ通報し、警察官に安全の確認を求める等してください。
対策:
・外出時は必ず全ての窓、扉の施錠を行う。在宅中であっても、玄関等外部から侵入可能な扉や窓は施錠しておくよう癖をつけておく。
・ホームセキュリティーが導入されている場合は必ず活用する。
・家族や信頼できる人以外、旅行等外出の予定を教えない。
(5) 道路封鎖・デモ
グアナファト州セラヤ市やアパセオ・エル・アルト市周辺では、市民の治安悪化への不満によるもの、又は犯罪組織が関係した道路封鎖(タイヤや車両を燃やす等)が度々行われています。時には封鎖箇所で犯罪組織と治安機関との銃撃戦が発生する等、非常に危険な事態に発展する場合もあります。また、コロナ禍により、各州の州境にて緊急的な防護措置(州への出入り規制等)が行われる可能性もありますのでご注意下さい。
対応:
・領事メールや関係する州や市の治安当局のSNS等を確認して情報を収集しておく。
・時間に余裕をもって行動する。
・道路上に人や警察官が集まっている場所には近寄らない。
・万が一銃撃戦に巻き込まれた際は、銃声が鳴りやむまでハンドルよりも下に伏せて待機する。
(6) 交通違反
年末年始は、お酒を飲む機会が増える時期でもあります。ここメキシコでも飲酒運転は日本と同様、違法行為となります。また、無謀な運転をする他の車が起こす事故に巻き込まれる可能性もありますので、運転には細心の注意をして下さい。
対応:
・周囲が暗いうちは走行を控える。
・飲酒運転は絶対にしない。
・煽り運転や妨害運転等を受けても、落ち着いて逆らわず走行車線を譲る。
・交通規則を守る。
2.ハリスコ州における年末年始の新型コロナウイルス感染症対策強化
12月22日、ハリスコ州政府は、最近の感染者数の拡大を背景として、12月25日~1月10日の間、グアダラハラ都市圏及びプエルトバジャルタにおいて、以下のような一部の社会経済活動を制限する旨発表しました。なお、この措置によって、必要不可欠な活動(製造業等の産業活動及び食料品サービス等)は影響を受けません。
(1)必要不可欠な活動業種以外(デパート、ショッピングセンター、ジム、商店街、イベント会場、レストラン、バー、ナイトクラブを含む)は、平日は19時までの営業(レストランは19時以降は持ち帰りのみ)とし、週末は営業を行わない。
(2)ホテル、レストラン、バー、ナイトクラブ等におけるイベント会場の使用、新年の祝賀行事は行わない。
(3)プエルトバジャルタにおける全てのパーティーは行わない。
(4)宗教イベントや宗教的社交行事は、収容人員の25%までに制限。
3. 令和3年(2021年)の当館休館日
https://www.leon.mx.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000036.html
(問い合わせ先)
在レオン日本国総領事館
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato
Tel: +52(477)343-4800
Fax: +52(477)764-0603(領事班)
Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp
●ハリスコ州における年末年始の新型コロナウイルス感染症対策強化
●令和3年の当館休館日
*なお、本日、グアナファト州政府は年末年始の新型コロナウイルス感染症対策を当初の12月28日から25日に前倒しして開始する旨発表しました(~1月10日まで)。
1.年末年始の安全対策
メキシコでは、新型コロナウイルス感染者数の拡大により、州によっては一部の経済・社会活動等が制限されているところではありますが、クリスマスや年末年始は人々の気の緩みが生じ、一般犯罪や交通事故も増加する恐れがありますので、邦人被害例及び被害に遭わないための主な注意点を以下に記載しますので参考としてください。なお、事件事故に巻き込まれてしまった際は、安全を確保すべく警察へ通報(911番)すると共に、事後で結構ですので総領事館にもご一報ください。
(1) 車上荒らし
年末にかけて、グアナファト州シラオ市では、邦人の車上荒らし被害が立て続けに報告されています。犯人にとっては、車内に置かれた貴重品を見つければ直ぐに窓ガラスを割って盗むことが可能です。
対策 :
・車から離れる際は、必ず貴重品を携行し、車内には何も残さない。
・駐車する際は、人の出入りが多い店舗出入口周辺又は警備員が監視している場所を選ぶ。
(2) 車両強盗
グアナファト州のセラヤ市、サラマンカ市、レオン市郊外や、交通量の少ない道路、又は工事で渋滞している高速道路や幹線道路上において車両強盗が発生しています。
主に車両停車時や、交通量の少ない道路を走行中に強制的に停車させられたうえ、銃器で脅され、貴重品や車両を奪われています。このようなケースの他、前方を走る不審な動きをする車両を追い抜こうとした際に発砲を受けたという被害もありました。
対策 :
・犯罪のターゲットにならないよう、走行中や停車中に窓を全開にせず、外から車内が見えない様にする。
・赤信号や渋滞による停車時は、直ぐに避難できるよう前の車両との間隔を1台分開けておく癖をつけ、常に周囲を警戒する。
・ガソリンスタンドでは車から降りずに窓を半分開ける等して対応し、給油中は常にバックミラーやサイドミラー等も利用して周囲を警戒する。
・交通量が少ない道路を走行する際は、他の車と寄り添って走行するようにする。
(3) 路上強盗
レオン市では12月に不審車両が昼夜問わず徘徊し、拳銃を利用して通行人を脅し、携帯電話や金銭を奪い取る路上強盗事件が発生しています。また、観光地においても観光客や外国人を狙った強盗や窃盗が増えてきますのでご注意下さい。
対策:
・人通りの少ない路地や地域の通行は避ける。
・携帯電話は安全な場所で利用し、通話しながら歩かない。
・移動には基本的に自家用車、無線タクシーや配車アプリ(UBER)を活用する。
(4) 空き巣
年末年始は家を空ける機会も多いかと思われます。空き巣はグアナファト州やアグアスカリエンテス州、ケレタロ州で多く発生し、主に居住区域内の一戸建てが標的となっています。帰宅時等に空き巣に入られた形跡がある場合は、内部に犯人が潜んでいる可能性も高いため、決して一人で家の中に入らず、警察(911番)へ通報し、警察官に安全の確認を求める等してください。
対策:
・外出時は必ず全ての窓、扉の施錠を行う。在宅中であっても、玄関等外部から侵入可能な扉や窓は施錠しておくよう癖をつけておく。
・ホームセキュリティーが導入されている場合は必ず活用する。
・家族や信頼できる人以外、旅行等外出の予定を教えない。
(5) 道路封鎖・デモ
グアナファト州セラヤ市やアパセオ・エル・アルト市周辺では、市民の治安悪化への不満によるもの、又は犯罪組織が関係した道路封鎖(タイヤや車両を燃やす等)が度々行われています。時には封鎖箇所で犯罪組織と治安機関との銃撃戦が発生する等、非常に危険な事態に発展する場合もあります。また、コロナ禍により、各州の州境にて緊急的な防護措置(州への出入り規制等)が行われる可能性もありますのでご注意下さい。
対応:
・領事メールや関係する州や市の治安当局のSNS等を確認して情報を収集しておく。
・時間に余裕をもって行動する。
・道路上に人や警察官が集まっている場所には近寄らない。
・万が一銃撃戦に巻き込まれた際は、銃声が鳴りやむまでハンドルよりも下に伏せて待機する。
(6) 交通違反
年末年始は、お酒を飲む機会が増える時期でもあります。ここメキシコでも飲酒運転は日本と同様、違法行為となります。また、無謀な運転をする他の車が起こす事故に巻き込まれる可能性もありますので、運転には細心の注意をして下さい。
対応:
・周囲が暗いうちは走行を控える。
・飲酒運転は絶対にしない。
・煽り運転や妨害運転等を受けても、落ち着いて逆らわず走行車線を譲る。
・交通規則を守る。
2.ハリスコ州における年末年始の新型コロナウイルス感染症対策強化
12月22日、ハリスコ州政府は、最近の感染者数の拡大を背景として、12月25日~1月10日の間、グアダラハラ都市圏及びプエルトバジャルタにおいて、以下のような一部の社会経済活動を制限する旨発表しました。なお、この措置によって、必要不可欠な活動(製造業等の産業活動及び食料品サービス等)は影響を受けません。
(1)必要不可欠な活動業種以外(デパート、ショッピングセンター、ジム、商店街、イベント会場、レストラン、バー、ナイトクラブを含む)は、平日は19時までの営業(レストランは19時以降は持ち帰りのみ)とし、週末は営業を行わない。
(2)ホテル、レストラン、バー、ナイトクラブ等におけるイベント会場の使用、新年の祝賀行事は行わない。
(3)プエルトバジャルタにおける全てのパーティーは行わない。
(4)宗教イベントや宗教的社交行事は、収容人員の25%までに制限。
3. 令和3年(2021年)の当館休館日
https://www.leon.mx.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000036.html
(問い合わせ先)
在レオン日本国総領事館
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato
Tel: +52(477)343-4800
Fax: +52(477)764-0603(領事班)
Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp