2021年総領事新年挨拶
令和3年1月23日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は、世界中が新型コロナウィルスの感染拡大により大きな経済的社会的影響を受けました。日本とメキシコもその例外ではありません。国境を越えての人と人の交流が激減し、従来の対面方式のコンタクトが大きな制約を受けることになりました。一方、オンラインを利用した新しい業務形態も広がり、在宅勤務の活用を含めた新たな働き方が広がる一端となりました。 皆様の勤務先(工場、事務所)におかれては、衛生プロトコールを遵守した上で操業され、職場での感染予防及び雇用の維持にご尽力されておられることは、ますます日本企業への信頼を高めたものと思います。このような中でも、管轄6州の主要産業である製造業(特に自動車産業)分野では、現場において「対面」での技術移転の重要性は変わっておりません。
当館は、一貫して業務を継続し、在留邦人の皆様、旅行者の皆様、日本企業のお役に立てるよう努力して参り、各州政府による新型コロナウィルス関連の各種情報や規制等につき、当館ホームページや領事メールを通じて迅速かつ正確に情報提供してきました。今後も、皆様の関心の高い治安情報や新型コロナウィルス情報などきめ細かな情報提供に努めていく所存です。
昨年11月後半から、メキシコ各州の感染拡大状況は残念ながら好ましくない状況が続いております。メキシコにおいてワクチンの接種が開始されておりますが、収束までは相当の時間が要するものと思われ、その間は、創意工夫の下で各種活動を展開せざるを得ません。ハリスコ州政府、アグアスカリエンテス州政府は、昨年予定していた訪日ミッションを取りやめ,代わりに,それぞれポストコロナの経済関係の進展を念頭においた経済WEBINARを日本関係者に対して行いました。このような傾向は継続すると思われます。
本年は「東日本大震災」から10年を迎えます。日本人は東日本大震災を含め幾多の災害を乗り越えて今日の日本を築き上げてきました。この新型コロナウィルスについても、忍耐を持ちつつ、「自助・共助・公助」の精神の下で、日本、メキシコが乗り越えていく2021年となることを信じております。昨年日墨関係は、経済連携協定発効15周年を迎えました。茂木外務大臣のメキシコ訪問に始まった2021年を一層の日墨関係強化の年となるように努めていきたいと思います。
総領事館として、在留邦人、旅行者を含む日本国民の皆様の安心と安全を確保すること、日本企業へ様々な支援を行うこと、並び日本と管轄6州の関係強化が重要な役割です。当館は今月で開館5年を迎えましたが、更なる改善に努めたく、ご要望やご質問などがありましたら、遠慮なくご連絡いただければ幸いです。
本年の皆様の一層のご健勝とご多幸を祈念して、年頭の挨拶とさせていただきます。
昨年は、世界中が新型コロナウィルスの感染拡大により大きな経済的社会的影響を受けました。日本とメキシコもその例外ではありません。国境を越えての人と人の交流が激減し、従来の対面方式のコンタクトが大きな制約を受けることになりました。一方、オンラインを利用した新しい業務形態も広がり、在宅勤務の活用を含めた新たな働き方が広がる一端となりました。 皆様の勤務先(工場、事務所)におかれては、衛生プロトコールを遵守した上で操業され、職場での感染予防及び雇用の維持にご尽力されておられることは、ますます日本企業への信頼を高めたものと思います。このような中でも、管轄6州の主要産業である製造業(特に自動車産業)分野では、現場において「対面」での技術移転の重要性は変わっておりません。
当館は、一貫して業務を継続し、在留邦人の皆様、旅行者の皆様、日本企業のお役に立てるよう努力して参り、各州政府による新型コロナウィルス関連の各種情報や規制等につき、当館ホームページや領事メールを通じて迅速かつ正確に情報提供してきました。今後も、皆様の関心の高い治安情報や新型コロナウィルス情報などきめ細かな情報提供に努めていく所存です。
昨年11月後半から、メキシコ各州の感染拡大状況は残念ながら好ましくない状況が続いております。メキシコにおいてワクチンの接種が開始されておりますが、収束までは相当の時間が要するものと思われ、その間は、創意工夫の下で各種活動を展開せざるを得ません。ハリスコ州政府、アグアスカリエンテス州政府は、昨年予定していた訪日ミッションを取りやめ,代わりに,それぞれポストコロナの経済関係の進展を念頭においた経済WEBINARを日本関係者に対して行いました。このような傾向は継続すると思われます。
本年は「東日本大震災」から10年を迎えます。日本人は東日本大震災を含め幾多の災害を乗り越えて今日の日本を築き上げてきました。この新型コロナウィルスについても、忍耐を持ちつつ、「自助・共助・公助」の精神の下で、日本、メキシコが乗り越えていく2021年となることを信じております。昨年日墨関係は、経済連携協定発効15周年を迎えました。茂木外務大臣のメキシコ訪問に始まった2021年を一層の日墨関係強化の年となるように努めていきたいと思います。
総領事館として、在留邦人、旅行者を含む日本国民の皆様の安心と安全を確保すること、日本企業へ様々な支援を行うこと、並び日本と管轄6州の関係強化が重要な役割です。当館は今月で開館5年を迎えましたが、更なる改善に努めたく、ご要望やご質問などがありましたら、遠慮なくご連絡いただければ幸いです。
本年の皆様の一層のご健勝とご多幸を祈念して、年頭の挨拶とさせていただきます。
令和3年(2021年)1月
在レオン総領事 板垣 克巳
在レオン総領事 板垣 克巳