青山総領事は、グアダラハラ市で開催された「中川文庫開設式典」に出席しました

令和7年3月12日
 3月12日、青山総領事は、グアダラハラ市のフアン・ホセ・アレオラ ハリスコ州立図書館で開催された「中川文庫開設式典」に出席しました。
 同式典は、グアダラハラ大学経済経営学部(CUCEA)日墨研究プログラム(PROMEJ)主催で行われ、2020年に同図書館に寄贈された故・中川和彦成城大学名誉教授(元ラテンアメリカ学会理事長、2010年瑞宝中綬章受章)の蔵書約2万5千冊を、今般「中川文庫」として改めて開設するために行われたものです。
 式典には、ハリスコ州立図書館よりホセ・トリニダット・パディージャ館長の代理としてフランシスコ・ハビエル・サンス現代遺産コーディネーター、グアダラハラ大学より、ルイス・グスタボ・パディージャCUCEA長、セルヒオ・ロペス・ルエラス大学図書館システム部長、岡部拓CUCEA教授が参加した他、メルバ・プリア駐日メキシコ大使(ビデオ・メッセージ)が出席しました。
 青山総領事は挨拶の中で、日墨友好関係の発展の背景に4世紀にわたる人的交流を通じて築き上げてきた信頼と相互理解があることを未来の世代に伝えていく必要があり、そのために学術・教育界の果たす役割は大きいと述べ、この点で、グアダラハラ大学は多大な貢献をしてきたことを強調しつつ、在レオン日本国総領事館としても日墨学術・文化交流の更なる進展のために協力していきたい旨述べました。