【注意喚起】サン・ルイス・ポトシ州における日系企業に対する強盗事件の発生について(サン・ルイス・ポトシ市内)

令和7年8月2日
●サン・ルイス・ポトシ州サン・ルイス・ポトシ市内の工業地帯において、日系企業内に設置された現金自動預け払い機が犯罪組織と思われる犯人グループによって強奪される事件が発生しました。
 
1 事件概要
7月18日(金)午前6時頃、サン・ルイス・ポトシ州サン・ルイス・ポトシ市内の工業地帯において、日系企業が犯罪組織と思われる犯人グループから襲撃を受け、事務棟に設置された現金自動預け払い機が強奪された。報道によると、被害総額はおおよそ400万ペソであった。犯人グループは同社従業員らに対し暴行し、従業員ら合計20名が重軽傷を負った。犯人グループは現金自動預け払い機を強奪した後、その場から逃走した。
 
2 注意事項
(1)強盗事件の多くは、拳銃やナイフ等の凶器を用いる手荒な犯行がほとんどです。抵抗した場合、二次被害につながる可能性もあることから、無理をせず、相手の指示に従うようにして下さい。
(2)強盗被害に遭遇した際、犯人を刺激することで、生命・身体に危害を加えられるリスクが高まります。一般的に、無抵抗で金品を差し出した場合、そのリスクは低くなると言われていますので、気持ちを落ち着かせて行動してください。
(3)万が一銃撃事件の現場に遭遇してしまった場合は次のように行動し、安全の確保に努めてください。
・銃撃現場から直ちに離脱してなるべく距離をとり、決して近寄らない。
・直近で事件が起き退避できない場合、両腕やカバン等で頭部を覆い、銃声のする方向に足を向けてうつぶせで伏せ、銃声が止んで退避可能と判断できるまでその場から動かない。
・付近の建物や堅牢な柱等の物陰に隠れる。
・退避する際は、極力姿勢を低くし物陰沿いに移動する。
 また、銃器を所持した犯人と遭遇した場合は、絶対に抵抗しない。犯人を直視しない、追わない。などの行動を取り、生命身体の安全確保を第一としてください。
 
(問い合わせ先)
在レオン日本国総領事館 
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9、 Col. Los Gavilanes、 Leon、 Guanajuato 
  Tel: +52(477)343-4800
Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp
 
★外務省海外安全ホームページでは、海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので、皆様の海外安全対策にお役立てください。
<ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル>
 https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html
<海外安全 虎の巻>
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf
<海外赴任者のための安全対策小読本>
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_08.pdf
<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_04.pdf
 
★万が一、犯罪被害に遭われた際は、当館領事班までご連絡ください。
 
★転居・帰国・家族構成の変更等により在留届の記載事項に変更があった場合は、インターネット( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )で変更の手続きをしていただくようお願いします。 
 
★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は、在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。その他の情報に関する大使館からのお知らせメールの受信登録、削除及びメールアドレスの変更は、次のURLからお願いします。
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